腰痛は我が国でも特に多い症状(現在2800万人)で、4人に1人もの人が腰痛があると認識しているほどです。

このページでは腰痛の原因と症状に加え、対策と予防方法越谷ウェルネS整骨院・療足院の治療方法をお伝えしていきます。

腰痛の原因

坐骨神経痛の痛みのイメージ
症状の中で1番多いとされる腰痛。

原因としては以下の2つの種類があります。

  • 病院での画像診断や血液検査などで痛みの原因が特定できる「特異性腰痛」
  • 原因がはっきりしない「非特異性腰痛」

特異性腰痛

腰椎椎間板ヘルニアのしくみ
脊柱管狭窄症のしくみ

特異性腰痛は坐骨神経痛を伴う椎間板ヘルニア腰部脊柱管狭窄症、他にも‘‘赤信号’’の腰痛ともいわれる感染性脊椎炎脊椎腫瘍など整形外科の病気や、循環器科、泌尿器科、婦人科などのさまざまな病気が原因で起こる場合もあります。

非特異性腰痛

腰痛の男性

非特異性腰痛は「原因がよくわからない※最近はわかることがより判明してきた」ものの「心配する異常な病気ではない」、「危険ではない」腰痛のことをいいます。

日常でよく起こる慢性的な腰痛ギックリ腰変形性腰痛症がこれにあたります。

非特異性腰痛の要因としては、以下の2つの要因で起きるとされています。


前かがみ姿勢、座位での猫背姿勢、腰を反らした状態、不適切な持ち上げ動作などが筋肉や関節、神経、血管の負担を起こし腰への負担が引き金となって不具合が起き、痛みや違和感を生じる。


心理的ストレスが関係する脳機能の不具合(人間関係や仕事のストレス、腰痛に対する恐怖や不安などの心理的ストレスは自律神経系のバランスを崩したり、痛みを抑える脳内物質の分泌を低下させるなどの脳機能の不具合を引き起こし、腰痛の慢性化や再発などの腰痛の悪循環をもたらす)

症状の特徴

腰痛の主な特徴は以下の通りです。

  • 腰や背部の痛み
  • 神経症状(神経痛、しびれ、感覚異常、麻痺など)
  • 馬尾症状(尿閉・便失禁、性機能障害、お尻周りのしびれやほてり)
  • 動作による痛み
  • 活動中の半ば後半による痛み怠さ

このような各症状が現れる代表的な腰痛の症状名をご紹介します。

筋・筋膜性腰痛

腰の筋肉や筋膜に対して急激にあるいは慢性的に負担がかかることで生じます。レントゲン上では異常がなく、足への痛みやしびれも起こりません。急なスポーツで急なストレスや不良姿勢などで慢性的に筋肉や筋膜への持続的なストレスが生じた場合に発症します。

腰椎椎間板ヘルニア

腰やお尻が痛み、下肢にしびれや痛みが放散したり、足に力が入りにくくなります。

腰部脊柱管狭窄症

長い距離を続けて歩く事ができません。特徴的な症状は歩行と休息を繰り返す間欠性跛行(かんけつせいはこう)です。

腰痛はあまり強くなく、安静にしている時にはほとんど症状はありませんが、背筋を伸ばして立っていたり歩いたりするとふとももや膝から下にしびれや痛みが出て歩きづらくなります。

しかし、少し前かがみになったり、腰かけたりするとしびれや痛みは軽減されます。進行すると、下肢の力が落ちたり、肛門周囲のほてりや尿の出が悪くなったり、逆に尿が漏れる事もあります。

腰椎分離症・分離すべり症

腰のベルトの辺りの痛みやお尻やふとももの痛みやしびれを出す場合があります。痛みは腰椎を後ろにそらせた時に強くなります。

腰椎変性すべり症

腰部脊柱管狭窄症と似たような症状が出ます。

側弯症

背骨が左右に湾曲した状態で、背骨自体のねじれを伴うことがあります。

左右の肩の高さの違い、肩甲骨の突出、腰の高さの非対称、胸郭(きょうかく)の変形、肋骨や腰の隆起(前かがみをした姿勢で後ろから背中を見た場合)などの変形が生じます。

進行すると、腰背部痛や心肺機能の低下をきたすことがあります。

脊髄腫瘍

腫瘍による脊髄や馬尾神経の圧迫によって症状がでます。しびれ、感覚障害、筋力低下などが生じます。

これらの麻痺は神経内科の疾患である脊髄炎や多発性硬化症などでも生じるため、鑑別が必要です。

転移性脊椎腫瘍

癌によって侵された脊椎の痛み(背部痛や腰痛)が生じ、脊髄を圧迫している場合は麻痺が生じます。

腰痛の対策と改善方法

脊柱起立筋

腰痛で重要なのは、まずは以下の3種類のうちどれにあてはまるのか?をしっかり判断することです。

  1. Red flags sign(重篤な疾患の可能性がある腰痛)
  2. Green light(非特異性腰痛)
  3. Yellow flags sign(心理的要因の腰痛)

それにより病院を頼る、整骨院を頼る、または両方を頼る事が対策と改善方法に繋がります。

越谷ウェルネS整骨院・療足院での治療

姿勢分析で歪みの検査

当院では、徒手検査および画像診断や測定器を使い患者様の症状を耳だけでなく目からもわかるようにわかりやすく説明します。

その上でRed,Green,Yellowのどれかを見極め、Redの場合は早期に病院を紹介し、その他であれば、親身に患者様に歩み寄って話を聞きながら、その方に合った施術の提案(腰痛コースor調整コース)を行い、対処療法ではなく根本的な治療を行います。

腰痛コース・・物療(低中周波、温罨法)と手技(マッサージと骨盤矯正)を軸とする施術。

調整コース・・物療(低中周波、温罨法、※EMSを行うかは患者様に決めてもらいます)+手技(マッサージ、頭蓋(自律神経)、猫背、骨盤、足首の調整)

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